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億り人(仮想通貨での億万長者)の落ちぶれた現在の様子とは?!

 

2017年末に世間を騒がせた『億り人』の多くは

現在、かなり悲惨な生活を送っているようなのです。

 




『億り人』とは?

 

2008年公開の大ヒット映画で『おくりびと』という

作品がありました。

 

このタイトルをもじって『億り人』と呼ばれた人たちが

います。

 

2017年末までにインターネット上で流通する

暗号通貨(一般的には仮想通貨という名称が有名)を

購入して1億円を大幅に上回る利益を手にした

一般投資家たちの事です。

 

暗号資産は代表的な「ビットコイン」の運用が

2009年に始まり、円やドルなどの法定通貨と

交換する業者=取引所が登場したことで、

「イーサリアム」など派生の暗号資産も次々と

誕生しました。

 

 

『億り人』の現在

 

国税庁によると、暗号資産全体の価格が急騰した

2017年の1年間で、暗号資産に投資して

1億円以上の収入を得た人は、

税務申告したケースだけで331人に上るそうです。

 

もちろんこれは氷山の一角で、

雨後の筍の如く生まれ出た「億り人」に羨望の眼差しが

向けられたことは、今も記憶に新しいですよね!

 

ところがその「億り人」の大半が今、大変な苦境に

直面しているそうなのです。

 

国税庁が2017年12月に突然公表した

課税ルールによって、

巨額の納税義務が発生してしまったからなのです。

 

暗号資産の価格が2018年初頭から短期間に

大暴落して、億単位の「含み益」が瞬く間に

吹き飛んだため、ほとんどの人は「億り人」の時代に

負った巨額の税金など到底納められない事態に

陥ったのです。

 




ある女性の場合

 

2017年10月に海外の取引所に上場された

エイダの価格は、他の暗号資産と同様に、

同年12月に急騰しました。

 

ピーク時の彼女の利益は約2億8000万円となり、

投資額の実に約470倍に膨らんだのです。

 

ただし、この利益はあくまでも数字上の含み益で、

いわば絵に描いた餅に過ぎません。

 

円やドルなど、法定通貨に換金しない限り、

投資家の手元には入らないのです。

 

「含み益の金額が大きいと、換金しても半分は税金に

取られる」と認識していた彼女は、

結局エイダを換金せずにそのまま持ち続けました。

 

この最中の同年12月1日、国税庁は

「仮想通貨投資に関する所得の計算方法等について」

と題する文書を、ホームページ上で密かに

公表しています。

 

国税庁が示したルールは、『保有する暗号資産を

他の暗号資産を購入する際の決済に使った場合は、

その時点での他の暗号資産の時価と、保有する暗号資産

の取得価額との差額を所得とみなす』というものでした。

 

つまり、含み益を持つ暗号資産を他の暗号資産と

等価で交換した場合、その含み益に課税するという

ことです。

 

暗号資産の世界では、乗り換えはごく当たり前の行動で、

その意味でもこの文書は極めて重要でしたが、

そのことに気づけなかった投資家は

少なくなかったのです。

 

彼女もご多分に漏れず、

この文書の存在すら気づくことはなく、

保有するエイダを他の暗号資産に乗り換えていました。

 

エイダにはまだ含み益があり、イーサリアムに

交換した時点でかなりの課税所得が発生したのです。

 

そのために、国税局から指摘された2018年度分の

所得の申告漏れ額は約5300万円でした。

 

追徴税額は加算税などを含めて、約3000万円。

 

現在、暗号通貨はかなり暴落していますので、

このような大金を払えなくなり、

一生かかっても完納は不可のだそうです。

 

暗号通貨の暴落

 

暗号通貨の暴落は2017年末に

「コインチェック」という暗号通貨の取引所が

不正アクセスで580億円もの「NEM」という

暗号通貨失った事から始まったように記憶しています。

 

そして、2018年1月初旬から多くの暗号資産が

暴落してしまい、元『億り人』で税金を払いたくても

払えない人が続出したのです。

 

暴落は悲劇的なものでした。

 

ビットコインを例に取ると、2017年12月8日に

1枚235万円の史上最高値をつけたあと、

わずか2ヵ月後の2018年2月の安値は65万円と、

最高値から一気に72%も下落したのです。

 

値下がりはその後も続き、2019年1月末の終値は

37万円、最高値から85%もの下落率を

記録しています。

 




ある男性の場合

 

東京近郊に暮らす男性も、辛い毎日を送る

暗号資産投資家の一人です。

 

2017年8月末に1枚6万円前後でビットコインを

約1100万円分購入し、同年10月半ばに

そのすべてをイーサリアムに交換しました。

 

さらに同年中には、イーサリアムをビットコインや

ICOなどに乗り換え、これによって同年の課税所得は

約1億2000万円に上がりました。

 

しかし換金はしていないため、実際には

1円も手にしていなかったのです。

 

彼の納税額は加算税を含めて1億円を超える可能性が

あります。

 

含み益を実現させないうちに価格が暴落したうえ、

余裕資金も手元になく、完納は不可能だそうです。

 

まとめ

 

このように、2017年末には『億り人』と言われ

羨望のまなざしで見られていた人たちの多くは

現在、厳しい生活になっているようです。

 

ちなみに、筆者は

短期間ですがビットコインを持っていましたが、

暴落前に全て売り払ったために

被害はなく、少し浮いて終わりました。